【札幌版】オススメの不動産ポータルサイトとは
ひと昔前では「不動産屋に行くこと」が部屋探しの第一歩でしたが、最近では「まずネットでサクッと検索する」ことが一般的（当たり前？）となりました。ネット上ではたくさんの不動産ポータルサイトが存在しております。今回は不動産ポータルサイトを「情報量型」と「提案型」の二つに分類してご紹介します。
【情報量型ポータルサイト】とは
情報量型サイトとは、大量にある空室情報から検索条件を入力（選択）してフィルターにかけ、その中から詳細情報を確認することができるようなサイトです。希望の条件に引っかかる物件を簡単にフィルタリングすることができるので、大量の物件から部屋を探すには効率的なやり方と言えます。引っ越しの期限が決まっている場合にはオススメです。このようなサイトを運営している不動産会社は、一般的にたくさんの店舗を構え、幅広いネットワークがあるのが特徴です。情報量型ポータルサイトの例をいくつかご紹介します。
【提案型ポータルサイト】とは
その一方で「提案型」のサービス形態も存在します。不動産会社がお客様におすすめしたいオススメ物件をピックアップして紹介しているケースです。情報量型との大きな違いは、１件１件の情報密度が高いということ。実際に取材したスタッフが写真を撮り、その部屋のイチオシポイントなどを丁寧に紹介されています。提案型ポータルサイトの例をご紹介します。
デザインやロケーションに特化した部屋の掲載も多々ありますが、逆にちょっとクセのある掘り出し物の物件が稀に紹介されているのが提案型サイトの面白いところ。そういった物件は情報量型のサイトで自ら見つけ出すことは簡単ではありません。掘り出し物に出会うまでには時間がかかるかもしれませんが、「そのうちいい部屋が見つかったら引っ越したいな」と思っている方にやちょっと変わった部屋に住みたいと思っている方は提案型ポータルサイトを定期的にチェックすることをオススメします。
どちらが物件情報を持っているか？
情報量型ポータルサイトには「大手で知名度が高いから情報をたくさん持っている」というイメージがあるかもしれません。しかし、実は不動産業界で流通している空室情報というのは全て共有されており、情報量型の会社でも提案型の会社でも紹介できる物件というのはほぼ一緒なのです。例外があるとすれば、自社物件を抱えていて他の仲介業者を入れないような縛りを設けている場合だけ。提案型だからといって、Webに掲載している物件しか紹介できないわけではないので、「この物件のここが気に入ったので、近い条件のものもあれば紹介して欲しい」と言えば見繕ってもらえるでしょう。
不動産ポータルサイトまとめ
誤解を恐れずにいうなら、持っている情報が同じならどこに仲介をお願いしても結果は同じということになります。だからこそ、どんな不動産会社（担当者）に対応してもらえるかということがサービスの差として現れてきます。自分から担当者を選ぶことはできませんが、できるだけ感性の合う会社に依頼したいですよね。
提案型のサービスを運営している会社さんの物件紹介の記事を読んでいると「人となり」や「会社のスタンス」みたいなものが見えてきます。テンション高めなのか、落ち着いた雰囲気なのか、知的な紹介の仕方をしているとか。賃貸情報以外にもどのようなサービスや情報発信をしているのか。そういった情報から自分が信頼できそうだなと思う会社に問い合わせしてみるのがいいと思います。
