箔押しカレンダー2018 #3 販売開始
今年も大変お待たせしました。
製本屋が作った箔押しカレンダーの販売開始です。
(一部の商品を除いて)
販売サイトはこちらです。
細かい商品の説明についてはサイト内に記載しておりますのでそちらをご覧ください。
今年は全部で3パターン、6種類の販売となります。
Traditional
三角形に折りたたむタイプのカレンダーです。
昨年作ったタイプの改良版になります。
今年はちゃんと「2018」の表記を入れました。笑
ブラック、ネイビーの2つについては、
製本の表紙と背表紙の可動部の構造を参考にして、
布クロスをサンドイッチするときに心材同士の縁を切っております。
グレーのタイプは3層構造になっており、中心の心材だけが繋がっております。
これは製本屋さんの方からご提案いただいた作りで、ブラック、ネイビーに比べてエッジが綺麗に見えるのが特長です。
また、マットな素材感が素朴であり、男女ともに人気があるタイプです。
同じような見え方のカレンダーではありますが、
それぞれで可動部の作りに大きな違いがあったりして、細かいディテールにもこだわって作っております。
Vals
黒い小さいタイプの卓上カレンダーです。
カレンダーとしての機能を保ちながら、最低限の素材で構造を成り立たせることを考えて作りました。真鍮丸棒を下の穴に通し、カレンダーの紙の厚みだけで自立させております。
昨年作ったのがスエードの紐で結ぶタイプでして、壁にも掛けれて卓上カレンダーにもできて良かったのですが、月が変わったときに紐を解いてカレンダーを入れ替えて、また結び直すのが結構めんどくさい、、、というお声を友人からいただきました。
どうにかそれを解決しながら、同じクオリティのシンプルなカレンダーを作りたいなと思い、試行錯誤を重ねて作ったのがこのカレンダーです。
どんなに売れても、手元に1個は残しておきたいと思うほど、自分自身で気に入ってる商品です。
専用の箱にも入ってますので、贈り物にもオススメです。
Foldoll
(こちらの商品は販売準備中)
そして今年の新商品がこちら。
布クロスそのものに箔押しをしており、クルクル丸めて紐で縛るだけの構造です。半年経ったら紐を解いて、内側に重なっていた部分を外側に出して巻き直し、再度紐を縛れば7〜12月のカレンダーとなります。
最初はTraditional(三角のタイプ)の廉価版のようなイメージだったので、三角に折って使うことも想定しておりました。そのため、折ってもいいし(Fold)丸めてもいい(Roll)、Fold or Roll ということで、「Foldoll」(フォルドール)と名付けました。
しかし、丸めたままの方が佇まいとして好きだったので、商品としては丸めて、名前は語呂が良かったのでそのままにした次第であります。
シンプルではありますが、実は結構手間がかかることをやっており、製本屋さんが苦戦しております。販売開始までもう少々お待ち下さい。
購入方法
上記の通販サイトで購入するほか、下記の美容室で販売しております。(実店舗での販売はここ1カ所だけです)
↓通販サイトはこちら。個別の商品説明はこちらをご覧ください。
この商品が完成に至るまでの道のりや、ご協力いただいた皆様の紹介も今後このブログでしていきたいと思います。よろしくお願いします。